こんちには！

５ヶ月間の予定だったインターンシップも早いものであと３週間足らずとなりました。

この５ヶ月間多くの人にお世話になり、インドで様々なものや人の暮らしを見てきました。

完璧に整理してお伝えすることは難しいのですが、総括の一つとして「インドは人生を変えてくれる」という有名なフレーズについて自分なりに考えてみようと思います！

「人生が変わる」とは何か？

人生が変わる、とはどのような状況を指すのでしょうか。

自分の弱点を克服することでしょうか、収入が増えることでしょうか、恋人が出来ることでしょうか？

皆さんにとっての「人生」とは何ですか？

こう考えると、何をもって「人生が変わった」と定義するのかは非常に難しい問いであると分かります。

自分という存在は非常に複雑なものです。

最近は感情やモチベーションといった自分の内面がどういうシステムで働いているのか、努めて客観的に把握して行動に活かそうと考えているのですが、これが中々難しいです。

とんでもない程の知識欲が湧いてきてずっと勉強や仕事に打ち込める時もあれば、自分の将来や人生を憂いて悲観的になる時もあります。

それはつまり「自分の理想」「自分の人生」というもののが非常に不安定であるから、コントロール下にない感情に自分が振り回されてしまうのだろうなあと感じています。

率直に感じていたこと

インドに来てしばらく経ち、日本では絶対に起こりえないことが起こったり、あり得ない状況を目の当たりにしても、それでもその経験と「人生が変わる」というフレーズは結びつかないなあと感じていました。

「インドに行って人生が変わった」というブログの記事などを見るにつけ、「本当に人生が変わったのか、インドの何がどう作用してどうあなたの人生を変えたのか」と非常に不思議な気持ちになっていました。

そのように「インド」と「人生」と結び付けられなかったのは、そもそも「自分の人生」というものがよく分かっていないからなのだろうなあと考えていました。

そんな自分に悩める私でも考えている持論は２つです。

この２つを「インドは人生を変えてくれるか」という問いに突き合わせて考えると、

「人生を変えてくれるのはインドで起こった出来事やそこで考えたことではなく、『インドにいこう』と思い行動したことや、現地で何か行動しようとした姿勢それ自身であり、起こったことや感じたことは自身の経験としてゆっくりゆっくり自分というものを形作ってくれる」という辺りに落ち着くのではないでしょうか。

自分を変えるのはインドではなく自分自身ということですね。

一つだけ断言できるのは、「インドは人生を変えてはくれないが、豊かにはしてくれる」ということです。

インドがたちどころに人生を一変させるなど起こり得るはずもありませんが、ここで起こること、出会う人、感じることはどれも素晴らしい経験として自分の人生を彩ってくれると確信しています。

「人生を変えてやる」と鼻息を荒くしてインドに来るのもいいですが、目の前で起こる様々なことをあるがままの心で感じてみて、また次の行動に活きることがあればいいな、くらいの気持ちでいれば、インドは素晴らしい経験と深みを与えてくれます。

そういった比類ない魅力を持った国という意味では、インドは「人生を変えてくれる力」を秘めているのかもしれませんね。

—
弊社関連HPもぜひ一度ご覧下さい！

NRMフェイスブックページ

NRM international（総合サイト）
http://nrminternational.com/jp/

NRM Interior Construction（オフィス内装工事）
http://www.nrminteriorconstruction.com/jp/

FRONTLINE BUSUNESS CENTRE（レンタルオフィス）
http://frontlinebc.com/jp/

NRM Servised Apartment（サービスアパートメント）
http://www.nrmservicedapartments.com/jp/