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NRM International 朝起きると紙幣が紙切れに変わってる国インド【インターン1号】

こんにちは。

今朝目が覚めてニュースに目を通すと、「インド、高額紙幣4時間後に無効」のニュースが。

「?????」

 

今日は米国大統領選挙の開票をウォッチングするつもりが、絵に描いたような寝耳に水。

タイトルだけ見ると一体何が起こったのかまるで分かりません。

日本とインドでは経済環境がまるで異なるので例え話は難しいのですが、田原総一朗の朝まで生テレビ!に出演した安倍晋三首相が「いやーうちの経済は現金経済がベースになってるんだけども偽造紙幣多いし裏金の温床にもなってるから1万円札と5000円札を4時間後に使えなくして一旦回収します。

みたいな感じです。

 

今回使用が出来なくなる1000ルピーと500ルピーの両紙幣は、インド人の日常生活での使用頻度はそこまで高くないのですが、イメージとしては日本の1万円札です。大きな買い物では使うけど日常生活ではあまり使わないといった感じです。

この紙幣を出すとお釣りが増えるので使用を断られることさえあります。大方「他に紙幣ないんじゃ使わせんかい!」といって押し通るのですが。インド人との交渉は断られてからがスタートです。

また、偽札でないかどうかを必ず確認されるのもこの紙幣です。

実際、今私が持っている500ルピー札と1000ルピー札はこのままでは使えなくなってしまいました。現状紙切れです。当然ですが本当に価値が無くなるわけではなく(国が消滅します笑)、銀行の預金を通じて新紙幣に変えることになるのですが混乱は必至です。

 

小さいころ、誰もが疑問に思いますよね。

「なんでただの紙なのにおもちゃと交換できるんだろう?」

そして親や学校の先生に聞くと、

「国(紙幣と硬貨では発行元が違いますが)がこのお金を持って行くと1000円分のものと交換できるって約束してくれてるんだよ」

「????」

となるのですが、なんとなくこれはただの紙じゃないんだなということは理解します。

 

それはつまり、今回のインドのように発行主が「もうそれ価値ないよ」と宣言すればただの紙に戻るという当然の前提があるのですが、いやー今日はそれを痛感しましたね。目が覚めるような衝撃を受けました。

「4時間後」という異常なまでのスピーディーさもインドならではなのでしょうか。モディ首相の底力を見せつけられた感があります。

 

ところで国全体のみならず諸外国にも大きな影響を与える政策ですから、トップシークレット中のトップシークレットですよね。政府で働く殆どの人も知らなかったと予想されます。

新紙幣の発行など準備に時間をかけ過ぎると、情報が漏れ紙幣洗浄という本来の効果を発揮しなくなる。一方で、あまりに急激すぎる宣言は準備不足を招き国を混乱させる。この辺りの時間感覚というか、センスと度胸を持ち合わせたリーダーがどれだけいるのでしょうか。

こういう緊迫した判断の現場に居合わせてみたいですね。人生がぶっ飛ぶような緊張感を味わうことが出来るでしょう。

 

いや、現状インドで衝撃を受けたことのナンバーワンになりましたね。インド国外からこのニュースを見ても「おー」くらいにしか思わなかったでしょうが、やはり現地でその貨幣を利用して生活していると衝撃度合いが全く違います。(私のサラリーが現金支給だからという面が大きいのですが笑)

そういった現場に遭遇出来たことも幸運です。

 

本題とは関係ないですが米大統領選挙はトランプ氏の当選で大勢が決したようですね。これも見ていてドキドキしました。

一日に2つも世界レベルの緊張感を味わうことが出来る、思い出に残る日になりそうです。

note


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